建築一式工事の許可取得をお考えの方の中には、行政書士事務所に電話相談することに不安を感じておられる方もいらっしゃるようです。
確かに、事業者様が実際に電話相談をした際に、行政書士事務所がどのように対応してくれるのか、想像しづらいものです。
そこで、本記事では、建築一式工事の許可取得をお考えの方から、弊事務所にお電話でご相談いただいた代表的な事例をご紹介いたします。
これによって、電話相談の雰囲気を身近に感じていただければと思っております。
尚、ご相談者等のお名前や会社名は全て仮名となっています。
それでは、『再現:建築一式取得の電話相談』をご体験ください。
いざ、スタート!
はい、行政書士ともに事務所の天春(あまがす)です。
ホームページを見てお電話しています。神保町コーポレーションの神田と申します。建設業許可の取得についてお伺いしたいのですが。
お電話頂きありがとうございます。
早速ですが、御社はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
建設業許可の場合、工事業種が29個に分かれているので、必要な工事業種の許可を取得しなければならないものですから、お聞きしております。
弊社は、内装工事を手掛けている工務店です。主に、床や天井の工事、クロス張りをメインにしています。
では、今回は、内装仕上工事の許可を取得されたいのですね
いいえ、できれば建築工事の許可を取得できないかと考えています。
なるほど、可能であれば建築一式工事の許可を取得されたいのですね。建設業許可の取得には要件があるのですが、その点についてはご存知でしょうか?
いくつか大切な要件があるのですが、特に大切な要件がふたつあります。ひとつは経営の責任者がいること(常勤役員等(経営業務の管理責任者))、もうひとつは工事の技術上の責任者がいることです(専任技術者)。
少し違います。要件を満たすことができる方が御社にいらっしゃるか、少し確認させてください。
経営の責任者は、御社の取締役じゃないといけないのですが、現在、取締役は何人いらっしゃいますか?
親子で工務店を経営されているのですね。3人とも、取締役になられて何年もなるのですか?
社長と私は、会社設立が平成18年なので15年ぐらいになると思います。もう1人は、最近外部から招き入れました。
平成18年から、御社はずっと同じ仕事、つまり、内装工事をされていたのですか?
はい、少し他の工事もやっていましたが、内装工事は創業以来ずっと続いているメイン業務です。
わかりました。では、次に工事の技術上の責任者なのですが、御社に10年以上お勤めになられた技術者はいらっしゃいますか
はい、会社設立以来、工事を担当している技術者がいます。
その他に、御社に何か国家資格をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
私が二級建築士の資格を持っているのと、外部から招いた取締役が一級建築士の資格を持っています。
わかりました。新しい取締役の方が一級建築士であれば、その方の資格を使って、許可を取得するように進めるのが良いようですね。
もうひとつ確認させてください。御社は社会保険・厚生年金・健康保険に加入されていますか?
はい、社会保険・厚生年金・健康保険に加入しています。雇用保険も加入しています。
わかりました。なんとかいけそうですね。実際には、御社にお伺いして確認させて頂きたいことが何点かあります。ご用意頂きたい書類をご案内致しますのでご準備頂けますか?
こちらこそよろしくお願い致します。それでは、明後日に御社にお伺いいたします。
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